平岸でひき逃げの警官 停職3ヶ月の懲戒処分 依願退職へ

道警は27日、道交法違反(ひき逃げ)などの罪で起訴された道警警備部機動隊巡査長高田積伸(かずのぶ)被告(28)を停職3カ月の懲戒処分にしました。高田被告は28日付で依願退職しました。

 

起訴状などによると、高田被告は、4月11日午後10時35分ごろ、札幌市豊平区平岸5の15の市道で乗用車を運転中、同区内の女性(27)をひき、腕の骨を折ったり頭を強く打ったりするなどの重傷を負わせ、そのまま逃げたとされています。高田被告は「人をひいたことに気付かなかった」と起訴内容を否認しているという。

 

道警監察官室の尾辻英一室長は「職員による違法行為に関し、厳正に処分した。今後より一層、職員の倫理意識を高め、信頼回復に努めます」とのコメントを出しました。今年に入って懲戒処分を受けた道警の警察官は、今回の2人を含めて8人になり、既に昨年1年間で懲戒処分となった6人を上回っています。

 

※ひき逃げ、公然わいせつで起訴の2警官処分 道警(どうしん電子版)