地域の歴史や自然を野外で学ぶ課外授業が、7月18日に天神山緑地公園で行われました。この授業は澄川小学校5年生の総合的な学習の時間として行われたもの。
野外授業は、自然探索コースと歴史探索コースの2コースに分かれて行われ、自然探索コースを札幌市博物館活動センターの山崎真実学芸員が担当。歴史探索コースを道新りんご新聞の伴野編集長が担当しました。
歴史探索コースでは、天神山周辺の昔の写真10枚を児童に配布し、写真が撮られた場所を探すクイズ形式で楽しみながら歴史を学ぶ野外授業が行われました。児童らは、地形や道路などを手掛かりに、歴史スポットを探索。りんご園や定山渓鉄道、用水路の跡地などをめぐり、「たった50年前はこんな農村だったなんて」、と驚きの声があがりました。
児童らは野外授業で学んだ成果を、新聞にまとめて発表し、郷土の歴史や自然について理解を深めました。