
ドローンを使った新聞配達を、世界で初めて道新りんご新聞社が開始しました。ドローンは測量や撮影などで活用が本格化しつつありますが、新聞配達での運用ははじめて。
道新りんご新聞編集長は「従業員の高齢化が進み、坂が多い平岸高台地区は配達員への負担が大きい。ドローンの活用で少しでも楽に配達できれば」と狙いを語っています。

■あえて有人飛行にこだわる
新聞業界では少子高齢化の影響で人手不足が深刻化。また冬場は転倒事故が多発することから、道新りんご新聞社は安全な配達手段を確立しようと新聞配達に特化したドローン(USO-800)を開発しました。
計画当初は無人での運用を予定していましたが、「デジタル化が進んだ今だからこそ、一軒一軒人の手で配りたい」との意向を受け、有人型のドローンに仕様を変更。
導入当初は配達スタッフに不安もありましたが、今ではHTB屋上のonちゃんの上をさっそうと飛び越えるなど問題なく使いこなしています。
配達スタッフの渡辺さんは「高層アパートも階段を登らずにすむので助かります。天気のいい日は思わずドローンで天神山に登ってしまいましたよ(笑)」と笑顔で話しています。
道新りんご新聞では「今後は空中での新聞の受け渡しを実現することでドローン新聞配達網を全国に広げたい」と意気込んでいます。
ドローン新聞配達の流れ
注意事項
・平岸霊園上空は、埋葬されているご先祖様の失礼になりますので、飛行禁止です。
・配達中こどもたちから注目されることがありますが、手を振らないでください。落ちます。
・スマホを見ながらの飛行は禁止です。落ちます。
配達スタッフ募集サイト
※この記事はエイプリルフール用のニュースです。記事内容はすべてフィクションですが、道新販売所では随時配達スタッフを募集しています。ドローンは貸し出していませんが、配達用自転車やワゴンは貸し出しています。