3月15日発行の道新りんご新聞「平岸の歴史を訪ねて~りんご編~」のテーマは、りんごの神様「島善鄰」。
青森はりんごの産地として知られていますが、明治末から大正時代にかけて相次ぐ病害虫の発生で10年余りの間に2000ヘクタールのりんご園が廃園するなど、りんご農家は存亡の危機にありました。
この危機を救ったのが農学者・島善鄰(しまよしちか)です。島は経験主義に頼っていた栽培方法を改め、理論と実践にもとづいた近代的なりんご園経営を唱え、青森が今に至るりんご王国となる基盤を作り上げました。
島はその後札幌にわたり、相次ぐ病害虫に疲弊していた平岸のりんご農家を救う救世主となります。
地域の気になるニュースが満載の道新りんご新聞は、毎月1日・15日の平岸地域の北海道新聞に折り込んでいます。