平岸3条5丁目の株式会社「PLUSワン」が包装デザインを手がけた夕張メロンラングドシャが人気を呼んでいます。
夕張メロンの果汁が入ったチョコレートを、オホーツク産の小麦「きたほなみ」で作ったクッキーで挟んだ逸品で、食べた瞬間に夕張メロンの風味を強く感じられるのが特長です。
ANAグループによる"日本が誇る、日本の価値"を国内外に発信するプレジェクト「Tastes of JAPAN -Explore the regions- by ANA」の第一弾商品として採用され、昨年12月から今年5月まで全日空の国際線エコノミークラスで機内食として提供されています。
PLUSワンは食品の包装や販売を手がけています。2016年1月、菓子製造の北見鈴木製菓の鈴木紀光社長から「知名度の高い夕張メロンの果汁を使った焼き菓子を売り出したい」と持ちかけられ、包装のデザインを考案。同年4月の発売直後から新千歳空港の土産品店で売り出す戦略で、国内外の観光客へのPRに力を入れていました。
PLUSワンの範国完次社長は「道産食材の魅力を全国や海外の人に知ってもらいたい」と話しています。10枚入りで880円。今年4月から後志管内余市町産リンゴの果汁を使った北海道りんごラングドシャ(10枚入りで880円)も発売します。
※3月7日北海道新聞朝刊20面より