2020年の東京オリンピック・パラリンピックのマスコットが全国の小学生の投票によって選ばれ、平岸高台小学校では、投票した児童たちが東京都内で行われた発表の瞬間をインターネットで見守りました。
東京オリンピック・パラリンピックの顔となるマスコットは、最終候補の3作品に絞り込んだあと、全国の小学校などのクラスごとに投票が行われ、北海道では802校、7750学級が投票しました。
28日は投票の結果が東京都内の学校で発表され、平岸高台小学校では実際に投票した4年1組の児童30人あまりが発表の様子をインターネットで見守り、結果を予想したデザインをあしらったうちわを手に発表を待ちました。
クラスは「日本らしさが伝わる」として、キツネとタヌキをモチーフにした「ウ」に投票。「ア」に決まると「えーっ!」と驚きの声が上がりましたが、担任の川上勇気教諭が「決定したマスコットと一緒に、大会を盛り上げよう」と呼びかけると、児童はうちわを振って応えました。
福田優仁君は「悔しい気持ちもあるけど、マスコットがどんな活躍をしてくれるか楽しみ」。浅野美咲さんと水林穂乃香さんは「(投票を通じて)五輪・パラリンピックに興味がわいてきた」と笑顔で語りました。
※3月1日北海道新聞朝刊30面より引用