2018年度公立高入試の当初出願状況(25日現在)が発表され、全日制普通科で最も倍率が高かったのは札幌平岸の1・8倍で、前年度当初比0・5ポイント増となりました。札幌西、札幌東が1・6倍と続いています。例年同様、大学進学実績が高い難関校が高倍率となっています。
道立高の全日制の平均倍率は前年度当初と同じ1・1倍で、32校中9校で定員を下回っています。一方、札幌市立高の平均倍率は1・3倍で、札幌啓北商業を除く5校で定員を上回っており、市立高に人気が集まる傾向が続いています。
全道的には、英語や理数などの専門学科、工業や水産などの職業学科が高い倍率となっている一方で、普通科は6割以上の高校が定員割れとなっており、将来を見据えて、専門性の高さを重視する傾向が強まっています。
学力検査は3月6日、合格発表は同16日行われます。