衆院選道3区 “豊平対決”三度

道3区は自民党前職の高木宏寿氏と立憲民主党前職の荒井聡氏の一騎打ちの構図となります。立憲民主党と共産、社民の3党は、道内全12小選挙区に出馬する統一候補を決定し、共産党が擁立を予定していた新人川部竜二氏の擁立を取り下げ、比例単独2位としました。また、前回出馬した日本維新の会の小和田康文氏は道2区に鞍替えしています。

 

高木氏は札幌月寒高OB。荒井氏も平岸が地元で、3度目の“豊平決戦”になります。これまでの選挙では、2012年、2014年と自民党の高木氏が2連勝中ですが、荒井氏もしぶとく比例復活しており、激戦が予想されています。

 

2人の差は、前々回の2万票余りから前回は7千票に詰まりました。荒井氏が新党大地の票を取り込んだためと見られますが、今回は前回出馬した日本維新の会と共産党が候補の擁立を見送りました。立憲民主党と選挙協力を結んだ共産党票は荒井氏に流れるとみられ、勝敗のポイントは維新票をどちらが取り込むか?無党派層の支持をどちらが得られるかが鍵となりそうです。

 

■3区(2012年12月16日)

 当 88,360 高木宏寿  自新公

 比 64,599 荒井聡   民前国

   35,907 小和田康文 維新み

   31,024 町川順子  大新未

   19,705 森英士   共新

 

■3区(2014年12月14日)

 当 92,649 高木宏寿  自前公

 比 85,591 荒井聡   民前大

   30,271 吉岡弘子  共新

   26,211 小和田康文 維新