「平岸の歴史を訪ねて」入植編、第25回.本願寺道路②と第26回.本願寺道路③を公開しました。
明治4年、札幌と道南地方を結ぶ最初の幹線道路「本願寺道路」が完成しました。伊達市尾去別から中山峠を経て、平岸に至るこの道路を作ったのは、東本願寺のお坊さんたちでした。
道路建設に当たり一番の問題となったのが、人夫の確保でした。幸い、仙台藩の支藩である亘理伊達藩が有珠に集団入植しており、彼らを雇い入れることに成功します。さらに地元のアイヌを多数雇用し、東本願寺のお坊さんと門徒たちも加わり、平民・士族・アイヌ・僧侶という日本史上唯一となる組み合わせによる共同事業が始まりました。詳しくは、リンク先をご覧ください。