金メダリスト岩崎さん 平岸プールで救命講習

※7月4日北海道新聞朝刊18面より

札幌市内の小学生が水泳の技術と救命救急法を学ぶ教室が平岸プールで開かれました。バルセロナ五輪女子200メートル平泳ぎの金メダリスト岩崎恭子さんと、プロライフセーバーの飯沼誠司さんが講師を務めました。

 

さっぽろ健康スポーツ財団の主催。参加した26人を前に、岩崎さんは「水泳は身を守るためのもの。きちんとした技術を身に付けて」と話し、水の抵抗を減らすため、水中で体を一直線に伸ばすよう助言しました。

 

飯沼さんは「溺れたり、沖に流されたりしたときは、立ち泳ぎをして救助を待つ方が体力を消費しない」と強調。足を水中で回転させて姿勢を保つ「巻き足」を指導しました。子どもたちは自動体外式除細動器(AED)の使い方や、心臓マッサージも学びました。市立手稲鉄北小4年野村祐太君は「もし、人が倒れているのを見つけることがあったら、今日教わったことを生かしたい」と話しています。

 

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