日本史上初めての4割打者誕生なるか?

ファイターズの近藤健介選手が開幕から2ヶ月以上経過しても4割以上の好成績を残しています。

 

日本プロ野球界では1986年にランディ・バース選手が残した.389が最高打率です。メジャーリーグでは1941年のテッド・ウィリアムズを最後に4割打者は絶滅してしまいました。

 

なぜ4割打者が絶滅したのか?長年にわたる論争を解決したのは畑違いの古生物学者スティーブン・グールド(専門はカタツムリ)でした。

 

4割打者について日に日に関心が高まっているようなので、昨年イチロー選手が通算安打の世界記録を更新した際に書いたコラム「進化論から迫るイチローの記録の“真の価値”と4割打者絶滅の謎」を再掲します。

 

グールドの主張に基づくと4割打者の誕生は相当困難ですが、2004年にイチロー選手がシーズン最多安打記録を84年ぶりに更新したように、可能性はゼロではありません。記録達成の鍵は近藤選手が「掛け値なしの最高の実力者」の領域に近づけるかということです。

 

※道新りんごブログ特選コラム