
道新ぶんぶんクラブと道新りんご新聞による「歴史と防災とまちづくり」講演会が21日にせまってきました。今回の講師は、異色の経歴を持つ男・北海道ブックシェアリング代表の荒井広明さん(と私)です。
荒井さんは、かつてパンクバンドに熱中し、大手レコード会社から聖飢魔IIの弟分としてデビューを打診されたこともあるそうです。
その後、新聞記者や編集者として活字を仕事にしてきました。2008年に教育関係者らと北海道ブックシェアリングを設立。きっかけは、当時小学生だった長女と出掛けた札幌の児童会館の図書が傷んでいるにもかかわらず、更新されていない現状を知ったことです。「大都市でこの状態なら地方はもっとひどいはず」。市民から本の寄贈を受けて道内の小学校、保育園などに届けました。東日本大震災後は、被災地で図書館の再建などの支援を続けています。