道内最古「天神藤」まもなく見ごろ

写真は昨年のものです
写真は昨年のものです

樹齢150年を超える道内最古の「天神藤」がまもなく見ごろを迎えます。

 

天神藤は明治初頭に、開拓使長官・黒田清隆の通訳を務めていた小阿瀬克明が内地から盆栽として持ち込んだものを植えかえたのが始まりとされています。

 

土地の所有者である山際廣昭さんが長年管理してきましたが、「地域の名物としていつまでも残ってほしい」との思いから昨年札幌市へ土地を売却。市は、隣接する天神山緑地と一体となった公園として整備を進めています。

 

普段は立ち入ることができませんが、天神藤の開花中は特別に一般開放されます。今年の開放期間は、5月20日(土)から6月11日(日)までの午前9時~午後5時の予定。

 

NPO法人「天神藤を守る会」によれば、今年は例年より遅い5月25日頃に開花すると予想していますが、天候によっては早まる場合もあるとのことです。

 

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