昨年本ブログにて14回に渡って連載したアンパン道路探索記をブラリンゴ アンパン道路編としてまとめました。
平岸小学校から月寒中央通までを結ぶ「アンパン道路」は、明治44年に作られました。
起伏が激しく、水田の埋め立てなども必要な難工事だったことから、当時月寒に駐屯していた陸軍第7師団歩兵第25連隊と住民が協力して工事が進められました。
道路工事に従事した兵士に間食としてアンパン(月寒あんぱんとして現在も発売されています)を配布したことから、アンパン道路と呼ばれるようになりました。
ブラリンゴ アンパン道路編では、アンパン道路界隈に残る歴史の痕跡を辿り、開拓期から現在に至るまちづくりを振り返りました。
道新りんご新聞で連載中の平岸の歴史を訪ねては、古い時代から徐々に現在に近づいていく「縦軸」で歴史をつかむコンテンツです。
それに対して、「ブラリンゴ」は現在に残された痕跡をたどることで、歴史に思いを巡らすことを意図した「横軸」のコンテンツといえます。
ブラリンゴは今後、平岸界隈の様々なルートでまち歩きイベントやブログ・道新りんご新聞での連載を予定しております。ご期待下さい。