“札幌博物館”新設目指す 新年度に事業計画

昨年平岸に移転したばかりの札幌市博物館活動センター
昨年平岸に移転したばかりの札幌市博物館活動センター

※3月22日北海道新聞朝刊20面より一部引用

札幌市文化部は、新設を目指している札幌博物館(仮称)の展示事業計画を来年3月までにまとめる方針を示しました。

 

札幌博物館には札幌の自然史などを展示する方針で、有識者の意見を聞きながら展示や催しの構想をまとめ、基本計画に盛り込みます。

 

建設場所や完成時期は未定で、文化部は「市民や観光客が訪れやすい都心で、自然が感じられる場所を想定している」と説明しています。

 

札幌に自然史系の博物館を建てる構想は、1986年に検討が開始されましたが、1997年に行財政改革推進計画により一時凍結されました。

 

その後、2001年に博物館建設までの活動拠点として「札幌市博物館活動センター」をリンケージプラザ(中央区北1西9)に開設。昨年4月には、リンケージプラザの敷地にNHK札幌放送局の移転が決まったため、平岸5条15丁目に移転し、札幌の自然を紹介する小規模な展示と市民参画重視の事業活動を行っています。

 

※博物館ってどんなところ?こどもの活動パネル展