昨日の北海道新聞朝刊35面で、25日に札幌市博物館活動センターで行われた「とよひら子どもユメひろば」が紹介されました。
実は、道新りんご新聞3月1日号でもこのニュースを取り上げています。
ある程度はやむを得ないことですが、北海道新聞と道新りんご新聞で記事が重複するケースがままあります。
最近の例では、平岸配水池地上にテニスパークを整備、りんごと羊のこりめカレー新名物にの記事が道新と重複しました。
道新りんご新聞の編集スタンス「徹底した平岸目線」についてあらためて考えてみたいと思います。
取材活動については、お互い連絡を取り合っているわけではありませんので、取材現場で道新の記者と遭遇し、記事になるのを知ります。
道新りんご新聞は、平岸全域の道新読者に配布されていますので、編集スタンスは『平岸の住民が知りたいことを伝える』です。一方、北海道新聞は『北海道民または札幌市民(地域面)の住民が知りたいこと』を報道するという違いがありますが、今回のように両者が重複することはこれまでもありましたし、今後も起こると思っています。
同じネタを追いかけていて、他の新聞に先に報道されてしまうことを「抜かれる」といいます。新聞記者が一番悔しい瞬間です。
例えば、「こりめカレー」の場合、昨年から平岸商店街で商品化に向けて動いていることをキャッチし、今年の注目ニュースでも紹介しましたが、月2回の発行ペースではタイムリーに情報をお届けすることが難しく、結果的に「抜かれて」しまいました。
ただ北海道新聞を含めてほかのメディアに絶対に負けたくないのが、徹底した“地域目線”です。
こりめカレーの道新の記事では、カレーを提供する豊平・清田区商店街連絡協議会の加盟店6店舗を名前だけ紹介していましたが、道新りんご新聞では、他の地域の店舗を切り捨てて、平岸の情報に特化してご紹介しました。
今回の札幌市博物館活動センターで行われた「とよひら子どもユメひろば」のニュースは、事前に道新で報道されることを知っていたわけではありませんが、昨年4月に移転した博物館活動センターの目的と活動について、平岸地域の方に知ってほしいとの思いから、学芸員の古沢仁さんとの対談記事「平岸人図鑑」という形で記事にしました。
私は記者が本職ではありませんし、ボリュームやスピードでは道新にはかないませんが、地域情報の“深さ”だけは誰にも負けたくないと思っていますし、今後も地域情報の発信を通して、平岸で北海道新聞をご愛読していただいている皆様に貢献していきたいと思っています。
※道新りんご新聞は毎月1日・15日に、平岸全域の北海道新聞朝刊に折り込まれます。新聞の1週間無料お試しキャンペーン実施中!