本日の北海道新聞朝刊折り込みの「さっぽろ10区」に、「車両基地に大人熱中 年検査を初公開」の記事を寄稿しました。
当日は、STV、UHB、TVHなど大手メディアに混じって超ローカル新聞の道新りんご新聞が加わるというアウェイ感満載の取材でした。
地下鉄車両基地では、これまで主に学校や町内会向けに工場見学が行われていましたが、より深く地下鉄の魅力を知ってもらいたいと今回初めて大人向けに行われました。
さっぽろ10区では紙面スペースの制約上詳しく紹介できなかった工場見学の中身について、たっぷり写真を使ってご紹介します。
当日の参加者は18名。老若男女問わず幅広い世代が参加していました。南北線自衛隊前駅に集合し、歩いて南車両基地まで移動します。
はじめに、市交通局職員による見学の説明と工場の概要を収めたDVDを鑑賞。
続いて、工場内に移動し本日のメインイベントである「年検査」の見学に向かいます。
年検査は、各車両ごとに4年に1度行われ、台車やブレーキ装置、制御装置などを点検します。
車両と台車を分離するため大型クレーンが車両に取り付けられます。
20トンの重さの車両で持ち上げられると、参加者らは夢中になってカメラを向けていました。
ちなみにこの写真はさっぽろ10区に掲載されたものですが、大事なシーンを取り逃すまいとテレビカメラも前に出てきたので、カメラが写り込まないようにしつつ、参加者が車両を見上げる構図で撮影するために、参加者の後ろを駆け回って色んな角度から撮影していました。
南車両基地には、洗車やタイヤ交換など作業用途に応じた23本の線路が設置されており、それぞれのラインでの作業の様子を見学。
ここは洗車用のラインで、洗車は全て手作業で行われます。
最後に、車両基地構内の乗車体験に向かいます。
運転席の試乗も。ちなみに、営業中の運行は完全に機械化されているそうですが、遠目・近目のライトの切り替えは手動で行っているとのこと。トンネル内はハイビームですが、駅に近づくとホームのお客さんに眩しいので近目に切り替えるのだとか。
このあと、普段は絶対に体験できない車両基地構内の乗車体験が行われましたが、写真は撮らないようにとの指示があったので、残念ながら写真はありません。
今回、大人向けに初めて行われた工場見学でしたが、定員80名に対し、平日にも関わらず応募が800名近くと予想以上の反響だったようです。今後同様の企画が行われる機会があればぜひ参加してみて下さい。
最後に、新聞販売所が取材するということに対し、特にお役所関係からはメディア扱いされないことも多々ある中、快く取材を許可していただきました札幌市交通局様にこの場を借りてお礼申し上げます。
※「さっぽろ10区」は毎週火曜と金曜の道新朝刊に折り込まれています。北海道新聞の1週間無料お試しキャンペーン実施中!
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