昨晩(10月22日)放送のブラタモリでは、『樹海の神秘~日本を支えた?樹海の正体とは!?~』と題し、青木ヶ原樹海と富士風穴が取り上げられました・
その中で、日本各地の風穴マップが紹介されました。北海道だけを拡大してよく見ると札幌あたりにプロットされています。
こんなところに風穴があるとは聞いたことがありません。というわけで、早速調べてみました。
NPO地域づくり工房のホームページに、風穴の詳しい情報が載っています。北海道の風穴一覧表がこちら
上から3番目の『北海風穴』の所在地が札幌郡豊平町平岸村とあります。平岸に風穴!?
一般に風穴は、溶岩流の末端崖や地すべり地形に作られます。しかし、平岸にはどちらも存在しません。中の島の精進川沿いの『氷池』で天然氷の採取は行われていましたが、風穴があるとは聞いたことがありません。
ここで注意しなければならないのは、旧町名の平岸村は今の南区と平岸地区を合わせた範囲でした。つまり、現在の平岸ではなく、南区のどこかの地すべり地帯の可能性があります。
ただ、「近傍の地名」も平岸となっています。とすると、やはり平岸に風穴があったのでしょうか?文献⑥というのが鍵を握っていそうです。時間のあるときに調べてみたいと思います。北海風穴についてご存じの方は情報をお寄せください。