第12回世界絵画大賞展で、平岸高校デザインアートコースOBで、北海道教育大岩見沢校美術デザインコース3年の津田光太郎さんの油彩画「沼へと」が最高賞を受賞しました。道内から最高賞に選ばれたのは初めて。
沼に沈みゆく自分の姿を描いた幻想的な作品で、機械がむき出しとなった右腕などが細密画のように描写されており、「朽ちていくものと再生していくもの、自分の内面にある猥雑さを表現したかった」と津田さん。
津田さんは、平岸高校デザインアートコース2年時から油彩の創作を続け、道内外の地方公募展で活動の幅を広げてきました。
現在は、秋の二紀展初出品に向けて制作に取り組んでおり「栄誉ある賞を励みに、さらに高みを目指したい」と意気込んでいます。
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