直下型地震、札幌圏も危険性

4月16日北海道新聞朝刊2面より
4月16日北海道新聞朝刊2面より

14日に発生した熊本地震は内陸を震源とする「直下型地震」でした。

 

同様の地震は多数の活断層が走る道内でも発生する恐れがあり、札幌市は厳冬期の大地震で約8200人の死者が出ると推計されています。

 

札幌市内では、「月寒断層」、「西札幌断層」、「野幌丘陵断層帯」の3本の活断層の存在が“推定”されています。

 

推定と書いたのは、地表面で断層そのものを確認できない「伏在断層」だからです。

今回の熊本地震、そして1995年に発生した阪神・淡路大震災では、活断層に沿って住宅の被害が大きくなりました。

 

月寒断層の場合、活断層の位置が特定できていませんので、最悪の場合を想定し、震度7の地震が起こりうると考えて備えておくことが必要です。

 

なお、札幌市が発行する地震防災マップ豊平・清田区版で、地震があった際の最大震度が予測されています。ご自宅周辺の想定震度や近所の避難場所を確認しておきましょう。

 

詳しくは、どうしん電子版の記事をご覧ください。

 

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