本日、平岸地域に特化した地域新聞「道新りんご新聞」が創刊いたしました。
創刊号では、2014年9月11日に起きた札幌豪雨と望月寒川のはん濫を取り上げました。
創刊の経緯については、「ごあいさつ」のページや、当ブログ「そういうわけで道新りんご新聞はできました」で書いているように、東日本大震災がきっかけです。
今年は、東日本大震災から5年の節目にあたるということで、様々な特集がテレビや新聞を賑わせました。
ただ、その中で個人的に違和感を感じたのは、「被災者のために何ができるか?」という視点に終始しており、自分たちが災害の当事者になりうるという意識があまり伝わってこなかったことです。
あの災害から学ぶべき最も大事なことは、起こりうる最悪の被害を想定し、それに備えておくことではないでしょうか?
今回、創刊号で2年前の札幌豪雨を取り上げたのは、私達が普段生活している場所もいつ災害にあってもおかしくないという危機感を持ってほしかったからです。
3月11日、近所のホームセンターに防災グッズを買いに行きました。
防災グッズは、人目のつかないような角地にひっそりと置いてありました。
それだけ、売れ行きが悪いということでしょう。
札幌は災害に強いとか、大地震に無縁であると勘違いされている方も未だに多いようです。
どうか、この新聞を読んで終わるだけでなく、災害への備えをもう一度確認してください。
「明日に備えて、今日やろう」
※道新りんご新聞は、基本的に平岸地域で北海道新聞を購読されている方に向けてのサービスですが、防災情報など公益性の高い情報に関しては、ホームページ上で公開していく方針です。
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